《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
彩夏が啓太を思う気持ちは凄い。



啓太が自分を見てくれなくても、彩夏はずっと啓太を思い続けた。



だから啓太もそんな彩夏の思いに答える為に、付き合ってるんだよね。



二人は大丈夫だよね。



私が口を挟む事じゃない気がした。



『冬馬が思ってるように、俺は華がずっと好きだった。


もしかしたらまだ諦め切れてないかもしれない。


たけど華はもう沢田のものだから。


彩夏はこんな俺でもいいって言ってくれた。


こんな俺でも一緒にいたい。


でも俺はそんな彩夏の気持ちに答えてやれない。ってずっと思っていたよ。


たけど彩夏が笑って俺のそば離れなくてさ。


気がついたら彩夏の手握ってた。


なんか今は彩夏が愛しいと思ってる。』



彩夏が泣き出した。



冬馬がバツの悪そうな顔をする。



彩夏良かったね。



彩夏はもう大丈夫だよ。



啓太は彩夏を見ているからね。



啓太と私はずっと友達そう約束したんだ。



勿論彩夏もずっと友達だよ。



今すぐに冬馬とは分かりあえなくても、



いつか必ずそんな日が来る気がした。





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