《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
『華が妻ですなんて挨拶するの笑える。』



「冬馬酷いよ。」



『風見華に構うな!』



『はいはい沢田は華命だからな。


ごめん姉貴の紹介忘れてた。


えーと姉の風見由利香。』


由利香さんは私を見ようとしない。



【沢田先生の奥さんってこんなに若いんだね。


もしかして生徒だったの?

沢田先生私が好きっていっても振り向いてもくれなかったよね。】



『姉貴何言っての?沢田は俺の担任だよ。』



私は由利香さんを見れなかった。



【沢田先生は今の学校へ行く前にいた、昇華学園で私の担任だったの。


そして私の初恋の人。


何回もアタックしたけど、生徒との恋愛は考えられないなんて言った癖に、


何でこの子ならいいの。】


私を睨む由利香さん。



『姉貴止めろよ。華は何も悪くないんだから。


沢田は華を選んだよ。


いつまでも昔の事言ってるなよな。』



【昔の事じゃない。今も沢田先生が好き。


沢田先生が冬馬の心配をしてくれて、


毎日家に来てくれて嬉しかった。


沢田先生私の事覚えていてくれた。


私嬉しかった。】






< 44 / 147 >

この作品をシェア

pagetop