《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
ごめんね。夕顔パパいなくて夕顔も寂しかったよね。


ママそんな事も分からなくて本当にごめん。



夕顔とマンションに帰って一緒にお菓子作りでもしよう。



「夕顔おうちてクーキー作ろうか?」



「ママお腹大丈夫?赤ちゃん元気してる。」



「大丈夫だよ。夕顔がいつも一緒だからママ寂しくないよ。


アンパンマンのクーキー作ろうね。」



「アンパンマン、アンパンマンヤッター!


夕顔もママいるから寂しくない。


でもパパ嫌い。


ママとイチャイチャしないパパ嫌いだ。」



夕顔私の気持ち分かってくれているんだね。



これ以上夕顔に心配かけたくなくて、



私は寂しい気持ちも、不安な思いも全て自分の中に閉じ込めた。



こんな事いけないって分かっていたけど、



誰にも話せなかった。



泣きたいのも必死で我慢して、



いつのまにか作り笑いをするようになっていた。







< 5 / 147 >

この作品をシェア

pagetop