《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
由利香さんが何を話たのか聞き取れなかった。



『華今由利香から電話で、風見が又悪い仲間に呼びだされたみたいなんだ。


由利香が泣いて心配してるから、


俺様子見に行って来る。


すぐ戻るから夕顔と先に夕飯食べていて。』



どうして一輝が行くの?



由利香さん一輝に甘えないでよ。



私が一輝の腕を掴むと、『華何も心配するな。風見漸く学校へも来れるようになったし、


ここで又問題起こしたら退学になるかも知れない。


風見を助けてやりたいんだ。


華俺を信じて待ってて。』


私は一輝の腕を離した。



「パパ早く帰って来てね。」


『分かったよ夕顔。すぐ帰るからママとお利口に待ってて。』



私と夕顔は玄関まで一輝を見送った。


たけど一輝は二時間過ぎても帰って来なかった。



私は不安で冬馬の携帯へ電話をした。


中々出ない。



そして出たのは由利香さんだった。


どうして冬馬の携帯に由利香さんが出るの?



電話の向こうで由利香さんが笑っていた。


私が何か言おうとしたら、【沢田先生今日うちに泊まるから、今日は帰らない。】





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