《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
「じゃもうかくれんぼはできないの。」



夕顔の言葉にみんなが笑う。



「父さん大丈夫かな?子育て出来るか心配だよ。」



「華は心配しなくていいの。肇さんが見れないなら、ヘビーシッター頼めばいいんだからね。


華は自分のお腹の赤ちゃんの事考えればいいの。


私も頑張って子育てするつもりよ。」



『カオリ大丈夫だよ。俺がフォローするから。』




そうだった。又私の悪い癖。



すぐ自分の事後回しにして、人の心配しちゃう。



自分を大切にしなくたゃ、人の心配なんて出来ないよね。



まず私は一輝と夕顔の三人の生活を大切にして、



新たに生まれて来る家族と、幸せになる事だけを考えよう。



一輝それでいいんだよね。


「ママジージ帰ってきたら、又かくれんぼしに行っていい?」



華の言ったジージにみんな大爆笑。



そうだよね。



夕顔にとったら父はおじいちゃんだもの。



私は久しぶりに声を出して笑った。







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