《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
勇人さんが母を抱いて車に乗る。



私も助手席に座った。



そして勇人さんの病院へ向かう。



当直医が産婦人科の先生だった。



『どうしたの?予定は来月だったわね。』



「先生多分破水してると思います。」



「華ちゃんありがとう。急いで分娩室に運んで。」



『前嶋カオリは大丈夫か?』



「田村先生落ち着いて下さいね。」



オロオロする勇人さん。



その勇人さんの姿を見て緊張してる一輝。



一輝が私の手を握る。



大丈夫先生に任せるしかない。



イライラしだした勇人さんは、『前嶋俺立ち合うからな。』と分娩室へ入って行った。



『華俺もおまえの時立ち合うから心配するな。』



一輝が私の肩を抱き寄せた。



分娩室に入って三時間以上だっても、



生まれた様子はない。



多分時間がかかるのだろう。



私は一輝と手を握りあって、無事赤ちゃんが生まれる事をねがった。






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