《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
そんは母にカオリさんは優しく話した。



『カオリさん自分を責めては駄目だよ。


一人で頑張らなくていいんだから。


花音は私が見てるから、美容院にでも行くといいよ。そんなやつれた顔してたら勇人さんに嫌われるよ。』



今の母は女優の水嶋カオリの面影はない。



髪はボサボサだし化粧もしていない。



服装はパジャマのまま。



「母さん部屋は私が片付けて置くから、


出掛けて来ていいよ。」



母は変わった。前なら育児放棄しそうだったのに、



不器用ながら、必死に頑張っている。



「乙女さん、華お言葉に甘えさせてもらいます。」



母は支度して出掛けて行った。



私は母たちの部屋を片付けた後、



勇人さんに電話をした。



【もしもし勇人さん。母さんの事なんだけど、


かなり無理してるみたい。


帰って来たら話し聞いてやってね。】



【華ちゃんいつも済まない。
今日遅くには帰れると思う。


カオリに電話しても大丈夫しか言わないし、


かえって心配になったよ。】







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