毒吐き幼なじみはときどき甘い。
扱い上手
───…
それから1週間が経った頃。
「へい!へい!へい!ふっふー!」
「ふっふー…」
私はなぜか、学校帰りにカラオケにいた。
今ノリノリでマイクを握ってるのは海ちゃん。
「とりあえずみんな、ジャンジャン曲入れちゃって〜!」
海ちゃんの言葉にふぅ〜↑↑とテンション高く盛り上がる人たちの中で
上手く盛り上がれない私。
「……ジュース取りに行ってきます…」
「千花ちゃん一曲も歌ってないのにジュース減るの早っ!」
うるさいな!
緊張とこの場への馴染めなさに喉カラッカラなんですよ!!