この夜、返品可能です。
「ち、ちんちくりじゃないです彼女です」
「そうねぇ、形上はねぇ。でも噂によれば あんたがしつこく迫ったらしいじゃん?」
「うっ」
何故そんなことまで知ってるんだ。
宵くんのお口チャックしておけば良かった。裁縫キットで縫い付けて……なんてことをしたら 縫い付け終わる前にわたしが死んでるだろうけど。
「宵のこと、あんたのテクで満足させてあげられてんのぉ?」
「うぅ……」
「え、なに?顔真っ赤じゃん。もしかしてまだしてない?」
「ぬぅ……」
「やぁだ図星!あんたじゃ満足出来ないって、見限ってんのかもね?」