この夜、返品可能です。





キギョウセツメイカイってそんなに疲れるんだ。

全然大学のこととか分からないけれど、宵くんが疲れてるならきっとそう​────……



「……ん、」



伏し目がちに宵くんのご尊顔が近づいてきて、それから優しく唇に触れた。



いつもより、ほんのり熱が濃い。

熱が濃い。濃い?熱が、濃いな。




「……宵くん熱ある?」

「そういう気分」

「熱あるとサカるタイプか……」



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