この夜、返品可能です。





「寝なきゃダメだって宵くん!ちょい、ちょいネクタイこれ、取って」

「でもしたいやりたいなんなら勃ってきた」

「思春期の中学生か?」

「彼女いるのに1人で抜くのマジで虚しいししんどいよ」

「抜くとかやめて!?宵くんの口からそんなん聞きたくない!」

「だからそれは仁乃のせいで」

「てか!まじでこのネクタイ外し……っ」




口封じのキスは宵くんの得意技。

私を黙らせる、1番簡単な方法だから。




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