この夜、返品可能です。






するり、お腹の辺りに宵くんの手が滑り込んだ。

風が通って冷たい感触と、宵くんのぬるい手の温度に包まれている。



慣れた手つきでどんどん上に上がっていく。くすぐったくて身体を捩らせれば、ふっと笑われた。

何故笑われたのかもよく分からない。





「ッ、ど、どこ触って、」

「どこって、腹?あ、もうすぐおまえの貧相な むn」


「あああぁ!?なんで言うかなぁ!?デリカシー無いのかなぁ!?宵くんはバカだったのか!?なるほど!?」

「おまえ突然饒舌になるのマジで怖いからやめてくんね」



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