この夜、返品可能です。
宵くんのせいなのに。
ていうか、そもそもこんなに喋るもの?
そういう雰囲気の時ってあんまり喋らない方がいいんだっけ。自分が何をされているかは説明できても、これから何をされるかは、正直全然わかってない。
宵くんの手がもうすぐAマイナスの胸にたどり着くことだけは確かだけど────……
「え?宵くんわたしの胸触ろうとしてる?」
「してる」
「なんで?」
「そういう経緯だから?」
「チョット待って」
「ヤダ」
「宵くん、巨乳が好きだよね?」
「そんなこと一言も言ってない」
「でもほら、巨乳と貧乳なら大きいに越したことはないないよね」
「別に、揉めれば何でも」
「揉っ……!?」