この夜、返品可能です。






宵くんがわらう。

カッコよすぎて、ドキドキして、鼻血出そう。


サプライズすぎる奇跡の3分。今から3分間は、宵くんはわたしの好きにできる。



さて、まずは​​───……



「宵くん、……ちゅー、していい」

「うん」


「、め、閉じてて」

「仁乃の顔みたい」


「っだめ!ゼッタイ!現行犯で逮捕するからね!?」

「なんじゃそりゃ。……わかったよ、ほら」




どき、どき、どき、どき、



心臓が鳴っている。

尊いなぁ、うつくしいなぁ、好きだなぁ。

いつもはされてばかりでちゃんと見たことはなかったけれど、宵くんがキス待ちしてる顔、やばすぎる。



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