とろけるような、キスをして。
「んんっ……んあっ……はぁ……」
膨らみを揉みしだく手と、口内を縦横無尽に動き回る舌と、もう片方の手は私の下腹部に侵入して。
一番敏感なところを優しく撫でた。
「んあっ!……あぁ……」
飛び上がるように反応してしまった私に、修斗さんの手は優しいのに、どんどん激しさを増す。
私が反応する度にお湯は湯船から漏れ、静かだった空間にバシャ、という水音が幾度も響く。
温泉の熱とも相まって、段々と頭がボーッとしてきた。
「……大丈夫?のぼせちゃいそう?」
コクン、と頷くと、息が上がる私をまた後ろからそっと抱きしめる。
その手に縋るように、身を寄せた。
「あー……可愛い」
外は寒いはずなのに、ここだけ別世界のように熱い。
身体が火照って、このまま外にいて熱を覚ました方がいいのではないだろうかとさえ思う。
「……みゃーこ、こっち向いて」
「……」
無言で振り向くと、修斗さんも私と同じくらい赤い顔をしていた。
呼んだくせに何をするでもなく私の頰を撫でる修斗さんが、とても愛おしくなって。
「……修斗さん」
「ん?」
「もう一回、……して?」
さっきの、激しいやつ。それは恥ずかしくて言えなかったけれど、修斗さんにはどうやら伝わったらしい。