振り向けば君がいて
第3幕
「失礼しまーす!雅先生いますかー?」
「雅先生なら、サッカー部の部室にいると思うよ!」
「ありがとうございます!」
「はーい!」
部室にて
「みーやーびーせーんせーい!!いーまーすかー?」
「ん?あ!寧々か!どした?」
「あの、あたし、地区大会の日のベンチでのスコア書きます!」
「やってくれるのか?」
「はい!やります!」
「ありがとうな!」
「はい!」
「あと、先生の為じゃないですから!地区大会の日にベンチでスコア書くの!」
「そんなことわかってるよ!ったくおまえは!
俺は、お前が大嫌いだからな!」
「はぁ?!あたしだって、先生なんて大っ嫌いですから!これで、失礼します!」
「なんなの!あの先生!ほんと無理!」
「なんなんだ!あのクソガキ!ほんと無理!」
教室にて
「朝のホームルーム始めるぞー!」
「起立!礼!おはようございます!着席!」
「おはようございます!」
「今日から、居残り補習授業をする!数学が苦手な澤田寧々居残りな!」
「え?!何で、あたしが数学の補習なんて受けなきゃないのー!!」
「何ー?嫌かー?」
「わかりましたー!どこの教室で補習授業しますか?」
「放課後、ここの教室でやるから!待ってろ!」
「はーい!」
「これで、朝のホームルームを終わる!」
「起立!礼!着席!」
「ねぇねぇ!寧々!どういうこと?補習授業って!」
「何?美琴いたの?!」
「あたしに聞かれても、知らないよ。まぁ数学大嫌いだから補習受けるよ!」
「いいなぁ!イケメンと2人きりで補習とか」
「嫌々、どこがイケメンよ!」
「じゃあ、授業始まるから戻るね!」
「はーい!」
昼休み(教室にて)
「澤田寧々さん!澤田寧々さん!至急、職員室まできてください!」
「え?!あたし?!」
「いってらっしゃーい!」
「いってきまーす!」
「澤田!ちょっとこい!」
先生があたしの腕を引っ張ってる。
え?!なんで?!待って!状況掴めない!
なんで?!なんで?!いや、待ってよ!
あたし、なんかしたー?!
「痛いです!雅先生!」
「あ!ごめん!つい!」
「何ですか?話って!」
「お前、可愛い顔して毒舌だよな!」
「毒舌ではないですけど!」
「お前、本当に俺のこと嫌いなの?」
「え?!いや、はい!大嫌いです!」
え?!いや、顔近いって!無理!
かっこよすぎて、何も言えない!
え?!は?!なに?!壁ドンされとる!
わたし!え?!きゅん!なんだけど!!
「お前、顔赤いぞ?熱でもあるのか?」
先生の手が、あたしのおでこにそっと触れた。
「熱なんて…。ないです。」
「案外、かわいいとこあんだな!」
先生の手があたしの頭を2回ポンポンと叩いた。
ドクッ!あたしの心臓がなった!
「じゃあ、放課後な!」
「はい!」
この時だった!あたしが、雅先生を好きになったのは…。
わかってる。好きになったらいけないって!
でも、好きになっちゃう。
「失礼しまーす!雅先生いますかー?」
「雅先生なら、サッカー部の部室にいると思うよ!」
「ありがとうございます!」
「はーい!」
部室にて
「みーやーびーせーんせーい!!いーまーすかー?」
「ん?あ!寧々か!どした?」
「あの、あたし、地区大会の日のベンチでのスコア書きます!」
「やってくれるのか?」
「はい!やります!」
「ありがとうな!」
「はい!」
「あと、先生の為じゃないですから!地区大会の日にベンチでスコア書くの!」
「そんなことわかってるよ!ったくおまえは!
俺は、お前が大嫌いだからな!」
「はぁ?!あたしだって、先生なんて大っ嫌いですから!これで、失礼します!」
「なんなの!あの先生!ほんと無理!」
「なんなんだ!あのクソガキ!ほんと無理!」
教室にて
「朝のホームルーム始めるぞー!」
「起立!礼!おはようございます!着席!」
「おはようございます!」
「今日から、居残り補習授業をする!数学が苦手な澤田寧々居残りな!」
「え?!何で、あたしが数学の補習なんて受けなきゃないのー!!」
「何ー?嫌かー?」
「わかりましたー!どこの教室で補習授業しますか?」
「放課後、ここの教室でやるから!待ってろ!」
「はーい!」
「これで、朝のホームルームを終わる!」
「起立!礼!着席!」
「ねぇねぇ!寧々!どういうこと?補習授業って!」
「何?美琴いたの?!」
「あたしに聞かれても、知らないよ。まぁ数学大嫌いだから補習受けるよ!」
「いいなぁ!イケメンと2人きりで補習とか」
「嫌々、どこがイケメンよ!」
「じゃあ、授業始まるから戻るね!」
「はーい!」
昼休み(教室にて)
「澤田寧々さん!澤田寧々さん!至急、職員室まできてください!」
「え?!あたし?!」
「いってらっしゃーい!」
「いってきまーす!」
「澤田!ちょっとこい!」
先生があたしの腕を引っ張ってる。
え?!なんで?!待って!状況掴めない!
なんで?!なんで?!いや、待ってよ!
あたし、なんかしたー?!
「痛いです!雅先生!」
「あ!ごめん!つい!」
「何ですか?話って!」
「お前、可愛い顔して毒舌だよな!」
「毒舌ではないですけど!」
「お前、本当に俺のこと嫌いなの?」
「え?!いや、はい!大嫌いです!」
え?!いや、顔近いって!無理!
かっこよすぎて、何も言えない!
え?!は?!なに?!壁ドンされとる!
わたし!え?!きゅん!なんだけど!!
「お前、顔赤いぞ?熱でもあるのか?」
先生の手が、あたしのおでこにそっと触れた。
「熱なんて…。ないです。」
「案外、かわいいとこあんだな!」
先生の手があたしの頭を2回ポンポンと叩いた。
ドクッ!あたしの心臓がなった!
「じゃあ、放課後な!」
「はい!」
この時だった!あたしが、雅先生を好きになったのは…。
わかってる。好きになったらいけないって!
でも、好きになっちゃう。