茨ちゃんは勘違い
「取りあえず、ご飯でも食べに行こうか?」
街中を歩きながら木更津がそう言うと、茨はお腹の辺りを撫ではじめ、
「ん~……アチシ、そんなにお腹空いてないのよね~……」
「そう、じゃあぐるっと何処か周ってみる?」
木更津の提案もいまいち気乗りがしない茨は、先ほど通りすがった春海&桜カップルの会話を思い出していた。
「そうだわ!」
茨は手をポンと叩くと、木更津にこう提案した。
「カラオケ! カラオケ行ってみない?」
「カラオケ? カラオケはちょっと……」
今度は木更津が言葉を濁す。
「なによ、アチシのお願いが聞けないっていうの?」
「いや、そういうわけじゃないけれど……」
「じゃ、カラオケに決定~! 早く早く! 行くわよ!」
グズる木更津を置いて、茨は先にズンズン進む。
「ま、待ってよ茨ちゃ~ん!」
街中を歩きながら木更津がそう言うと、茨はお腹の辺りを撫ではじめ、
「ん~……アチシ、そんなにお腹空いてないのよね~……」
「そう、じゃあぐるっと何処か周ってみる?」
木更津の提案もいまいち気乗りがしない茨は、先ほど通りすがった春海&桜カップルの会話を思い出していた。
「そうだわ!」
茨は手をポンと叩くと、木更津にこう提案した。
「カラオケ! カラオケ行ってみない?」
「カラオケ? カラオケはちょっと……」
今度は木更津が言葉を濁す。
「なによ、アチシのお願いが聞けないっていうの?」
「いや、そういうわけじゃないけれど……」
「じゃ、カラオケに決定~! 早く早く! 行くわよ!」
グズる木更津を置いて、茨は先にズンズン進む。
「ま、待ってよ茨ちゃ~ん!」