ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
お皿にはツヤツヤ光る白い炊き立てのご飯が盛りつけられて、そこにリックル料理長がてきぱきとカレーをかけていった。さらに、白トリュフを薄く削ったものがトッピングされ、良い香りがあたりに漂った。
森のカレーはシーフードカレーよりもずっと濃い色で、いかにもコクがありそうだ。肉とキノコがふんだんに入ったカレーライスの皿が食堂にどんどん運ばれる。
厨房の隣にある従業員用の食堂は、最近はできたての料理を食べたがったりおやつをつまみ食いに来たりと王族の出入りが多くなったため、可愛らしい花などが飾られてちょっとしたレストランのようになっている。
そして今日もそこには、ギルバート前国王、セガルス国王、そして宰相が待機している。
「おお、待ちかねたぞ! なんという良い匂いなのだ」
国王は「これが楽しみで、午前中の仕事がはかどったぞ」と嬉しそうな顔でカレーの皿を見た。
「陛下には、より一層執務に精を出してもらえるのでとても助かりますね。毎日カレーライスにしてもらっても良いくらいですよ」
真面目な顔のまま宰相が冗談を言ったので、普段の彼を知っている者は「えっ?」と驚いた。
森のカレーはシーフードカレーよりもずっと濃い色で、いかにもコクがありそうだ。肉とキノコがふんだんに入ったカレーライスの皿が食堂にどんどん運ばれる。
厨房の隣にある従業員用の食堂は、最近はできたての料理を食べたがったりおやつをつまみ食いに来たりと王族の出入りが多くなったため、可愛らしい花などが飾られてちょっとしたレストランのようになっている。
そして今日もそこには、ギルバート前国王、セガルス国王、そして宰相が待機している。
「おお、待ちかねたぞ! なんという良い匂いなのだ」
国王は「これが楽しみで、午前中の仕事がはかどったぞ」と嬉しそうな顔でカレーの皿を見た。
「陛下には、より一層執務に精を出してもらえるのでとても助かりますね。毎日カレーライスにしてもらっても良いくらいですよ」
真面目な顔のまま宰相が冗談を言ったので、普段の彼を知っている者は「えっ?」と驚いた。