ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「なになに? どうしたの、そんなにぷんと膨れたりして」

 クー・シーが両前脚の肉球でエリナの頬をはさみ、ぽふっと言わせてから笑った。

「別に照れる必要なんてないでしょ。親切なルディ隊長はエリナの家族同様だもん。いつも抱っこしてくれたり、尻尾で包んで添い寝してくれたり、とってもお世話をしてくれてるじゃない」

「……うん、それもそうだね」

「エリナのことは俺が守る! なんて宣言はしょっちゅうしてるし」

「そう言われてみると……あれ? 今さら照れるのは……おかしいのかな?」

 ルディを毎日モフモフしまくって、さらにはお風呂でシャンプーまでしそうになったエリナは、クー・シーの言葉に納得しそうになる。

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