冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
契約…?
なんの?
彼は良いことを閃いたと言わんばかりに私に話しかけてくる。
「俺は2ヶ月後に結婚しなければならない。だが…訳あって相手を探している。君がなってくれるのなら1年の契約結婚で1000万払おう。妻役をしてくれたらいい。家事一切しなくていい。対外的に妻を演じてもらうだけだ。ただ、俺の妻となる限り仕事は辞めてもらいたい。その謝礼として1年後さらに500万払おう。」
「えぇ?!」
「悪い話ではないと思う。」
「…」
「俺が怪しいか??」
彼はそう良い名刺を渡してきた。
『弓川コーポレーション 副社長 弓川 響』
知ってますとも!
弓川コーポレーション!
大手ではないか。
総合商社として名前を知らないものはいないのでは?というくらいの大手。
私はあわあわしてしまう。
彼の提案も意味がわからない。
そんな良い条件聞いたこともない。
でも…私の戸籍に傷がつくってこと?
でも……それで1000万の借金から救済されるの?
私には返済方法さえわからない多額すぎる借金。
戸籍が傷つくなんて、そんなこと言ってられないわ。
今時バツイチくらいよくある話よ。
そもそも悠真に裏切られた今、私は結婚から果てしなく遠のいた。
返って一度くらいバツがついてる方がハクがつくかもしれない。
「やります!!!」
なんの?
彼は良いことを閃いたと言わんばかりに私に話しかけてくる。
「俺は2ヶ月後に結婚しなければならない。だが…訳あって相手を探している。君がなってくれるのなら1年の契約結婚で1000万払おう。妻役をしてくれたらいい。家事一切しなくていい。対外的に妻を演じてもらうだけだ。ただ、俺の妻となる限り仕事は辞めてもらいたい。その謝礼として1年後さらに500万払おう。」
「えぇ?!」
「悪い話ではないと思う。」
「…」
「俺が怪しいか??」
彼はそう良い名刺を渡してきた。
『弓川コーポレーション 副社長 弓川 響』
知ってますとも!
弓川コーポレーション!
大手ではないか。
総合商社として名前を知らないものはいないのでは?というくらいの大手。
私はあわあわしてしまう。
彼の提案も意味がわからない。
そんな良い条件聞いたこともない。
でも…私の戸籍に傷がつくってこと?
でも……それで1000万の借金から救済されるの?
私には返済方法さえわからない多額すぎる借金。
戸籍が傷つくなんて、そんなこと言ってられないわ。
今時バツイチくらいよくある話よ。
そもそも悠真に裏切られた今、私は結婚から果てしなく遠のいた。
返って一度くらいバツがついてる方がハクがつくかもしれない。
「やります!!!」