冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
お菓子を車に置いた後、洋服を見に上の階へ連れて行かれた。
メンズも揃うセレクトショップ。
手を繋ぎ服を見ていると、紺色だがレースで透かしのあるワンピースに目が止まった。素敵。
全てレースで透け感があるのにいやらしさがなくとても上品。色違いにダークグレーとホワイトもあるが紺がシックで素敵。
私の目が奪われていることに気がついた響さんは「これ?」と聞く。
私が返事できずにいると店員を呼び試着をお願いしてしまう。
試着室に入り確認すると79800円の値札が付いていた。
高すぎる…
試着したに入った限りは試着しないわけにも行かず着てみると、ウエストから広がるスカートが可愛らしい。ハンガーにかかっている時より着てみた方がより素敵に見える。
高いものは着心地といい違うんだなぁ、と思い脱ごうとすると外から声がかかる。
「玲奈着替え終わった?見せてよ!」
あ…そうだった。
恥ずかしいけど渋々試着したから出ると響さんが驚いた顔をしていた。
似合わないよね…。
また服に着られてるよね。
自分でも分かってるの、こんな可愛い服似合わないって。
「着替えてきますね。」
「玲奈、すごくいいよ!これにしなよ。」
店員を呼び購入を伝える。
「響さん!」
これ高いんです、と伝えたいのに店員さんと話しており言えない。
響さんがお金ないみたいになっちゃうもの。
彼の本当の奥さんならこのくらいの金額当たり前かもしれないけど私には高すぎる。
「響さん!」
私は近寄ってきた彼に耳元で「これ高いんです。だから違うものにします。」というと笑って店員さんに、
「妻が気に入ったと言っていて、一緒にバッグも欲しいと言ってます。見てやってください。」と伝えてしまう。
何言ってるのー!?
「奥様、とてもお似合いです。これに合うバッグがちょうどクリスマスに入荷したばかりなんです。そちらお持ちしましょうね。お優しい旦那様で羨ましいですね。」
「あ、ありがとうございます…」
小さな声で返し、バッグを取りに行った店員さんが離れたタイミングで私は文句を言う。
「響さん!私そんなこと言ってない!これ高いんです。8万近くするんです。買えません。」
「俺が買いたいんだからいいんだよ。それにクリスマスかぁ。すっかり忘れてたよ。いつだったんだろう。毎日飲んでて気が付かなかった。ごめんな。」
「特別な日ではないんです。私たちには特に…。だから気にしないでください。」
「いやいや、妻にプレゼントを渡してないなんて俺としたことが…。」
もういいから。
お願い、お金使わないで。
バッグと靴まで持ってきた店員さん。
もちろん履き心地は最高。
私の顔でそれを読み取った響さんは全て購入してしまった。
試着室から出るとすでに包装されておりショップのバッグを響さんは肩から担いでいた。
店を出ようとしたところにあったジャケットに目を止め自分の分も購入していた。
響さんも紺色で、とても似合っていた。
さらに店員さんに勧められシャツも購入。
思わぬ上客に店員さんは笑顔がこぼれ落ちていた。
ショップバッグが2つになったがそれを肩にかけ私の手を引き歩いていく。
メンズも揃うセレクトショップ。
手を繋ぎ服を見ていると、紺色だがレースで透かしのあるワンピースに目が止まった。素敵。
全てレースで透け感があるのにいやらしさがなくとても上品。色違いにダークグレーとホワイトもあるが紺がシックで素敵。
私の目が奪われていることに気がついた響さんは「これ?」と聞く。
私が返事できずにいると店員を呼び試着をお願いしてしまう。
試着室に入り確認すると79800円の値札が付いていた。
高すぎる…
試着したに入った限りは試着しないわけにも行かず着てみると、ウエストから広がるスカートが可愛らしい。ハンガーにかかっている時より着てみた方がより素敵に見える。
高いものは着心地といい違うんだなぁ、と思い脱ごうとすると外から声がかかる。
「玲奈着替え終わった?見せてよ!」
あ…そうだった。
恥ずかしいけど渋々試着したから出ると響さんが驚いた顔をしていた。
似合わないよね…。
また服に着られてるよね。
自分でも分かってるの、こんな可愛い服似合わないって。
「着替えてきますね。」
「玲奈、すごくいいよ!これにしなよ。」
店員を呼び購入を伝える。
「響さん!」
これ高いんです、と伝えたいのに店員さんと話しており言えない。
響さんがお金ないみたいになっちゃうもの。
彼の本当の奥さんならこのくらいの金額当たり前かもしれないけど私には高すぎる。
「響さん!」
私は近寄ってきた彼に耳元で「これ高いんです。だから違うものにします。」というと笑って店員さんに、
「妻が気に入ったと言っていて、一緒にバッグも欲しいと言ってます。見てやってください。」と伝えてしまう。
何言ってるのー!?
「奥様、とてもお似合いです。これに合うバッグがちょうどクリスマスに入荷したばかりなんです。そちらお持ちしましょうね。お優しい旦那様で羨ましいですね。」
「あ、ありがとうございます…」
小さな声で返し、バッグを取りに行った店員さんが離れたタイミングで私は文句を言う。
「響さん!私そんなこと言ってない!これ高いんです。8万近くするんです。買えません。」
「俺が買いたいんだからいいんだよ。それにクリスマスかぁ。すっかり忘れてたよ。いつだったんだろう。毎日飲んでて気が付かなかった。ごめんな。」
「特別な日ではないんです。私たちには特に…。だから気にしないでください。」
「いやいや、妻にプレゼントを渡してないなんて俺としたことが…。」
もういいから。
お願い、お金使わないで。
バッグと靴まで持ってきた店員さん。
もちろん履き心地は最高。
私の顔でそれを読み取った響さんは全て購入してしまった。
試着室から出るとすでに包装されておりショップのバッグを響さんは肩から担いでいた。
店を出ようとしたところにあったジャケットに目を止め自分の分も購入していた。
響さんも紺色で、とても似合っていた。
さらに店員さんに勧められシャツも購入。
思わぬ上客に店員さんは笑顔がこぼれ落ちていた。
ショップバッグが2つになったがそれを肩にかけ私の手を引き歩いていく。