冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
親戚
翌朝私は昨日買ってもらったワンピースに着替えた。
響さんも買ったシャツとジャケットを着ている。
なんだかお揃いのような色使いでつい顔が緩んでしまう。
「さて、行くか。」
「はい。」
「この前も言ったけど俺から離れるなよ。」
「はい。」
私たちは手土産を車に積み込み実家へと向かった。
マンションからは1時間弱。
結婚式でしか会っていないご両親と親戚の人に会うと思うと緊張からか口数が減ってしまう。
「大丈夫?」
「はい…なんとか。」
「俺がいるからさ。途中で帰ってもいいし大丈夫だよ。」
「いえ。がんばりますから。」
「よろしく頼むな、奥さん。」
「はい、旦那様。」
響さんも買ったシャツとジャケットを着ている。
なんだかお揃いのような色使いでつい顔が緩んでしまう。
「さて、行くか。」
「はい。」
「この前も言ったけど俺から離れるなよ。」
「はい。」
私たちは手土産を車に積み込み実家へと向かった。
マンションからは1時間弱。
結婚式でしか会っていないご両親と親戚の人に会うと思うと緊張からか口数が減ってしまう。
「大丈夫?」
「はい…なんとか。」
「俺がいるからさ。途中で帰ってもいいし大丈夫だよ。」
「いえ。がんばりますから。」
「よろしく頼むな、奥さん。」
「はい、旦那様。」