冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
私は響さんの膝に抱き抱えられたままどうしたらいいか困っていた。

そんな様子を見て笑いながら「今日はもう遅いから寝ようか。」といい抱き抱えたままベッドルームへ向かった。

響さんにパジャマへ着替えさせてもらいベッドへ入る。すると私を後ろから抱きしめたまま手が緩まない。

私も彼の体温が心地よい。

幸せで興奮していたのにあっという間にまどろんでしまった。

眠りに落ちる寸前、

愛してる…

という声が聞こえた気がした。
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