冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
俺は徐々に下に降りていき股の間に顔をうずめる。

舌でここも優しく刺激すると蜜がすぐに溢れてきた。

良かった…。

「玲奈、ゆっくり入るよ。今付けてくるから待って。」

俺は父親教室で聞いた通り付けてからすることにした。

玲奈は俺の体に触れ入ってくるのを下から見上げ待っている。
俺はもどかしくパッケージを破り、すぐにつけると玲奈の中へ進んでいった。

久しぶりの玲奈の中に俺は溺れそうだった。
玲奈も小さく声を上げ身悶えている。
その声に俺はまた興奮してしまう。
玲奈の中にずっといたい。

「玲奈、愛してる。」

「私も。私も愛してる。」

俺は玲奈の中で久しぶりに果てた。

「玲奈、大丈夫か?」

「はい…」

「玲奈の全てに感動するよ。どうしてこんなに玲奈が好きなのか分からないくらい好きなんだ。俺おかしいのかもな…。」

「私も響さんの全てが好きです。妊娠までしてるのにまだ響さんに恋してるなんて…。」

「俺も結婚してるのに玲奈に恋してるよ。早く出てきて、俺に玲奈を返してくれないかな。」
お腹をさすりながら話すと、初めてポコという胎動が分かった。

「お!わかった。」

「動きましたね!」

「これは俺に返してくれるって合図だな。」

「違いますよ。私のママよ!と言ってるんじゃないですか?僕のママ、かもしれないですけど。」

「男の子なら俺嫉妬しそう…。こんなに柔らかいおっぱい吸うなんてさ。しかも玲奈のだなんて…。」

「赤ちゃんには食料ですからね。変な嫉妬しないでくださいね。」

「分かってるよ…なら今は俺のだからもう少し触らせて。」
俺は強い刺激にならないよう優しく胸に手を置き触っていた。

「こんな優しい玲奈がお母さんだなんてこの子は幸せ者だな…。」
俺は小さな声で言った。

俺は母にこんなに思われて産まれてきたのだろうか。
兄も俺も母に何かしてもらった記憶は何一つない。

だからこそ俺は親のようにはなりたくない。
玲奈と大切にこの子を育てていきたいと思った。
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