冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
習い事の合間に式の準備、引越し準備が進んでいく。

彼の住んでいるタワマンに引っ越すのだが…式直前米山さんに手伝ってもらい引っ越してきてビックリした。

こんなに凄いところだった?

あの日はボロボロだったのでこんな凄いマンションだなんて情けないことに気が付かなかった。

私に与えられた部屋もゲストルームと言われていたがあまりの広さに私の荷物は隅に置く程度。家具を捨ててきたのもあるがそれにしても広い。

引っ越してきたが響さんは忙しいらしく、結局式当日まで会うことなく過ごした。

食事は家政婦が作り置きしてくれ、隔日で家に来てくれるとのこと。掃除も隔日でしてもらえて私は本当にすることがなかった。

結婚式1週間前から米山さんに予約されたエステに通い私は当日にむけ準備をした。
私が磨いたところで所詮は知れたもの。
反対に…、だからこそのエステなのかも知れないと笑える。
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