冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
「玲奈さん、お疲れ様でした。」
「米山さん、今日は里美さんに本当にお世話になりました。ありがとうございました。米山さんからもまたお礼をお伝えいただけると助かります。私は女として欠けてる事ばかりで…。」
「先程姉からメールが来ましたよ.あなたの事を褒めていました。堅実で偉ぶらず、素直でかわいらしいと書いてありました。」
「それは契約なのでお金を無駄に使いたくなくて…なので堅実に見えるのでしょう。それに契約だから偉くもない。私個人として褒められることはないんです。」
「そんなことない。あの手土産は玲奈の考えだろう。」
と響さんが話に入ってきた。
「はい。結婚のお祝いをしてくださると聞いたので少しでもお礼ができたら、と思って。」
「中身は何?」
「バームクーヘンです。縁起物なので。」
「そういう気遣いが出来るのは素晴らしいよ。」
「ありがとうございます。」
「君は1年間、俺の妻なんだからお金は気にしなくていいとこの前も話した。必要経費だと思ってくれ。」
「はい…。」
「気乗りしない返事だな。」
「契約妻なのに散財は出来ません。それに…響さんが汗水流して働いているお金を私が無闇矢鱈に使うのは間違ってるのはではないかと思って。」
「なるほど…。そういうところが里美さんは堅実だと言ってくれたんだな。」
「そのようですね。妻としてとても大切な考え方ですね。」
「でも…そう思っているのに私は何着か購入してしまいました。」
「姉から聞いてますよ。押し付けた、と。でもそれは私からの指示なのでいいんですよ。玲奈さんは何度も断っていたと聞きましたよ。」
「すみません。」
そんな話をしていたら私たちのマンションに到着した。
「お疲れ様でございました。」
米山さんはタクシーを降りて私たちに挨拶をする。
私たちがマンションの中に入るのを見送ってくれた。
そういえば米山さんは私と2人で話す時は砕けてるけど響さんの前だとやはり秘書なのね…。
「米山さん、今日は里美さんに本当にお世話になりました。ありがとうございました。米山さんからもまたお礼をお伝えいただけると助かります。私は女として欠けてる事ばかりで…。」
「先程姉からメールが来ましたよ.あなたの事を褒めていました。堅実で偉ぶらず、素直でかわいらしいと書いてありました。」
「それは契約なのでお金を無駄に使いたくなくて…なので堅実に見えるのでしょう。それに契約だから偉くもない。私個人として褒められることはないんです。」
「そんなことない。あの手土産は玲奈の考えだろう。」
と響さんが話に入ってきた。
「はい。結婚のお祝いをしてくださると聞いたので少しでもお礼ができたら、と思って。」
「中身は何?」
「バームクーヘンです。縁起物なので。」
「そういう気遣いが出来るのは素晴らしいよ。」
「ありがとうございます。」
「君は1年間、俺の妻なんだからお金は気にしなくていいとこの前も話した。必要経費だと思ってくれ。」
「はい…。」
「気乗りしない返事だな。」
「契約妻なのに散財は出来ません。それに…響さんが汗水流して働いているお金を私が無闇矢鱈に使うのは間違ってるのはではないかと思って。」
「なるほど…。そういうところが里美さんは堅実だと言ってくれたんだな。」
「そのようですね。妻としてとても大切な考え方ですね。」
「でも…そう思っているのに私は何着か購入してしまいました。」
「姉から聞いてますよ。押し付けた、と。でもそれは私からの指示なのでいいんですよ。玲奈さんは何度も断っていたと聞きましたよ。」
「すみません。」
そんな話をしていたら私たちのマンションに到着した。
「お疲れ様でございました。」
米山さんはタクシーを降りて私たちに挨拶をする。
私たちがマンションの中に入るのを見送ってくれた。
そういえば米山さんは私と2人で話す時は砕けてるけど響さんの前だとやはり秘書なのね…。