冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
お風呂から出るとリビングでソファに座りテレビを見ている響さん。
「お先にありがとうございました。さっぱりしました!」
というと、さて、と立ち上がる響さん。
「さっきアイスティーを作っておいたから飲んで。」
「ありがとうございます」
キッチンへ行くとレモンティーが作ってあった。フレッシュなレモンが添えられており香りがたつ。
少しだけシロップが入っているのか甘い。
はぁ〜美味しい。
私は窓際にある繭に包まれているような形のハンギングチェアに座り星空を眺めた。
とても素敵チェアでいつも座るのをためらっていたが今日はなぜか星を見ながらつい座ってしまった。
そのままぼーっと空を眺めていると後ろから声がかかった。
「夜景が好きかい?」
「あ、ごめんなさい!」
私は慌てて立ち上がる。
「座ってていいんだよ。今日は空が澄んでるね。」
話しながらオットマンを持ってきて隣に並ぶ。
響さんは缶ビールをもってきており、座るとプシュッと開けた。
「そうですね。なんだかボーッと眺めてしまいました。贅沢な景色ですね。」
「夜景はみんなが見れるものだよ。本来はプライスレスだ。」
「ふふふ、そうですね。私の実家はもっと星が降るようですよ。」
「玲奈はどこ出身なの?」
「北海道です。」
「そりゃ綺麗なはずだ…俺も見てみたいなぁ。星が降るって凄いんだろうな。」
「えぇ…でも何もないんですけどね。それが良くも悪くもあります。東京ほど便利なところはないですよ。私の親さえお金で作れちゃうくらいですからね。」
「そりゃそうかもな。でも…虚しいよ。」
なぜ響さんが虚しいというのかわからなかった…けど、聞いてはいけない気がした。
私達は何も話すことなく2人で夜景を見つめていた。
「お先にありがとうございました。さっぱりしました!」
というと、さて、と立ち上がる響さん。
「さっきアイスティーを作っておいたから飲んで。」
「ありがとうございます」
キッチンへ行くとレモンティーが作ってあった。フレッシュなレモンが添えられており香りがたつ。
少しだけシロップが入っているのか甘い。
はぁ〜美味しい。
私は窓際にある繭に包まれているような形のハンギングチェアに座り星空を眺めた。
とても素敵チェアでいつも座るのをためらっていたが今日はなぜか星を見ながらつい座ってしまった。
そのままぼーっと空を眺めていると後ろから声がかかった。
「夜景が好きかい?」
「あ、ごめんなさい!」
私は慌てて立ち上がる。
「座ってていいんだよ。今日は空が澄んでるね。」
話しながらオットマンを持ってきて隣に並ぶ。
響さんは缶ビールをもってきており、座るとプシュッと開けた。
「そうですね。なんだかボーッと眺めてしまいました。贅沢な景色ですね。」
「夜景はみんなが見れるものだよ。本来はプライスレスだ。」
「ふふふ、そうですね。私の実家はもっと星が降るようですよ。」
「玲奈はどこ出身なの?」
「北海道です。」
「そりゃ綺麗なはずだ…俺も見てみたいなぁ。星が降るって凄いんだろうな。」
「えぇ…でも何もないんですけどね。それが良くも悪くもあります。東京ほど便利なところはないですよ。私の親さえお金で作れちゃうくらいですからね。」
「そりゃそうかもな。でも…虚しいよ。」
なぜ響さんが虚しいというのかわからなかった…けど、聞いてはいけない気がした。
私達は何も話すことなく2人で夜景を見つめていた。