冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
「響さん、できたらまだ早いしお茶にしましょう。」
「おっ!ナイスタイミング。お菓子出してこよう。」
買い物袋をあさりお菓子を出してきた。
「チーズ系のお菓子好きなんだよー。でも久しぶりだなぁ。お菓子買うことすら最近なかったから嬉しくってついこんなに買っちゃったよ。玲奈も食べていいんだからな。」
「買いすぎです!カゴに入れたときびっくりしましたよ。でもスーパーって楽しいですよね。ついつい買いたくなりますよね。」
「だろ。コンビニより安いからついあれこれ買いたくなるよ。」
「ですね。分かります…でも持ちきれるのか心配になりましたよ。」
「なんとかなるさ、だよ。俺はいつも、何とかなるさと思って生きてきた人間だから。」
「ま、私もそうです。女は度胸、為せば成る!です。」
「力強い言葉だな。女は度胸かぁ…」
「うちのおばあちゃんがよく言ってました。おばあちゃんはパワフルな人でしたからいろんなことにチャレンジしてました。そんなおばあちゃんを羨ましく思い、頑張って上京してきたんです。」
「そうか…。でもいい会社に入れていたし玲奈は優秀なんだな。」
「いえ、ただ、真面目なだけです。面白みのない人間なんです。」
「そうかなぁ。話すほどに君ともっと話したいと思うけど。それに真面目なことは悪いことじゃない。人として素晴らしいことだと思うよ。」
「ありがとうございます。でも、飲みに行っても面白い話の1つも出来ないんです。」
「そんなの、話したい奴が話せばいいんだよ。聞いて笑ってあげる人も必要だと思うよ。」
「そっか…」
「それに嫌な相手じゃなければ自然と会話なんて出来るものじゃない?玲奈が気乗りしないから相手につまらなくて申し訳ない、とか思っちゃうんじゃない?そんな人とは飲みにいかなきゃいいんだよ。好きな人と飲む、これが一番。」
「男性は割り切ってていいですね。女性だとお付き合いもあってなかなか断れないもんです。職場だと尚更今後のこと考えちゃいますしね…。」
「なるほどねぇ…これが世に言うアルコールハラスメントとかパワーハラスメントとかになっていくのか。」
「難しいところですけどね。私もハラスメントというほど行きたくない!と言うわけではなかったし。ただ行っておけばコミュニケーションが円滑になるのかな、とか私自身の下心もあったし。」
「難しいよな。コミュニケーションの場としてはいいと思うんだ。自分を知ってもらう意味でも。けど行きたくない人に強制できない。帰りたいときに帰れるのが大事だな。お互い不快にならない距離感とかさ。飲むからみんなテンションが上がるって訳じゃないことも理解しないと。」
「そうなんですよね。私それなりに飲めるけど変わらないんです。だからみんなの陽気さについていけなくて…作り笑いで疲れちゃったりもして。」
「なるほど。参考になるよ。」
「えぇ?何の参考になるんですか?ヤダ、変なこと言ってないですか?もう響さんと話せなくなります…。」
「いや、俺の人生の参考だよ。強要しない、パワハラしない?とか。」
「響さんはパワハラとかしなさそうですけどね。」
「してないつもりでも相手はどう思うかわからないってことだよ。」
そう話すとお菓子を食べ始めた。
私もいただくととっても美味しい。
そのあとは他愛もない話が続いた。
「おっ!ナイスタイミング。お菓子出してこよう。」
買い物袋をあさりお菓子を出してきた。
「チーズ系のお菓子好きなんだよー。でも久しぶりだなぁ。お菓子買うことすら最近なかったから嬉しくってついこんなに買っちゃったよ。玲奈も食べていいんだからな。」
「買いすぎです!カゴに入れたときびっくりしましたよ。でもスーパーって楽しいですよね。ついつい買いたくなりますよね。」
「だろ。コンビニより安いからついあれこれ買いたくなるよ。」
「ですね。分かります…でも持ちきれるのか心配になりましたよ。」
「なんとかなるさ、だよ。俺はいつも、何とかなるさと思って生きてきた人間だから。」
「ま、私もそうです。女は度胸、為せば成る!です。」
「力強い言葉だな。女は度胸かぁ…」
「うちのおばあちゃんがよく言ってました。おばあちゃんはパワフルな人でしたからいろんなことにチャレンジしてました。そんなおばあちゃんを羨ましく思い、頑張って上京してきたんです。」
「そうか…。でもいい会社に入れていたし玲奈は優秀なんだな。」
「いえ、ただ、真面目なだけです。面白みのない人間なんです。」
「そうかなぁ。話すほどに君ともっと話したいと思うけど。それに真面目なことは悪いことじゃない。人として素晴らしいことだと思うよ。」
「ありがとうございます。でも、飲みに行っても面白い話の1つも出来ないんです。」
「そんなの、話したい奴が話せばいいんだよ。聞いて笑ってあげる人も必要だと思うよ。」
「そっか…」
「それに嫌な相手じゃなければ自然と会話なんて出来るものじゃない?玲奈が気乗りしないから相手につまらなくて申し訳ない、とか思っちゃうんじゃない?そんな人とは飲みにいかなきゃいいんだよ。好きな人と飲む、これが一番。」
「男性は割り切ってていいですね。女性だとお付き合いもあってなかなか断れないもんです。職場だと尚更今後のこと考えちゃいますしね…。」
「なるほどねぇ…これが世に言うアルコールハラスメントとかパワーハラスメントとかになっていくのか。」
「難しいところですけどね。私もハラスメントというほど行きたくない!と言うわけではなかったし。ただ行っておけばコミュニケーションが円滑になるのかな、とか私自身の下心もあったし。」
「難しいよな。コミュニケーションの場としてはいいと思うんだ。自分を知ってもらう意味でも。けど行きたくない人に強制できない。帰りたいときに帰れるのが大事だな。お互い不快にならない距離感とかさ。飲むからみんなテンションが上がるって訳じゃないことも理解しないと。」
「そうなんですよね。私それなりに飲めるけど変わらないんです。だからみんなの陽気さについていけなくて…作り笑いで疲れちゃったりもして。」
「なるほど。参考になるよ。」
「えぇ?何の参考になるんですか?ヤダ、変なこと言ってないですか?もう響さんと話せなくなります…。」
「いや、俺の人生の参考だよ。強要しない、パワハラしない?とか。」
「響さんはパワハラとかしなさそうですけどね。」
「してないつもりでも相手はどう思うかわからないってことだよ。」
そう話すとお菓子を食べ始めた。
私もいただくととっても美味しい。
そのあとは他愛もない話が続いた。