冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
一度車に戻った後荷物を置き、今度は隣のショッピングモールへ移動した。
日曜日だということもあり家族連れも多く、混んでいた。
でもこちらの方が庶民的で私には居心地がいい。
プチプライスの雑貨屋さんを横目に歩いているとふらっとお店に入る響さん。
「玲奈はどれが好き?」とクッションを指さす。
一つは北欧系の雰囲気のあるクッションで刺繍が贅沢に施され、ビーズも縫い付けてある。なかなか凝ったデザインだった。
実は私もとても目を惹かれていたものだった。
私は迷わず「こっち」と指を指した。
「だよな。」
といい色違いを2つ持ちレジへ向かった。
また大きな買い物袋になってしまったことを笑いながら和食のバイキングのお店へ入った。
「響さん。こういうところに来たことありますか?」
と小声で聞くと、
「もちろんだよ。焼肉の食べ放題とかも学生の頃はよく行ってたしね。」
「なんだか意外が多過ぎて…。響さんがわかっったような、わからないような。」
「まだ始まったばかりだよ1年あればわかるものもあるはずだよ。」
「プライベート不介入ですけどね。」
「あぁ、それは気を遣わせないために言ったんだ。君がもし介入して欲しければいつでもしてあげるよ。俺の方に介入してきてもらっても構わないけど。」
「それじゃ、契約と違います。私はとにかく響さんの迷惑にならないように1年過ごします。」
「わかったよ。」
2人で立ち上がりワンプレートに色々な物を盛り始めた。
私はチマチマといろんな物を食べたいので盛り付ける。
響さんはこんな細いのにやっぱり量がおおい。あっという間にプレートが大盛りになっていた。
「響さん…食べ切れます?」
「全然平気。むしろおかわりもいくつもり。」
「えぇ?!凄い。明日から相当作らないと、ですね。参考になります。」
「多いかなぁ。普通の男性はこんなもんだと思うけど。米山もこのくらいだし。」
とっても美味しくて私は箸が進む。
牛蒡のチップスが甘辛く炒まっており家でも作りたいくらい。
じっくり見ながら食べていると響さんの箸が伸びてきた。
「玲奈、これ美味しいね。」
「ですよね!最初に軽く揚げてから絡めてるみたいだけど牛蒡って美味しいんだなって感じますよね。味はなんだろう。普通に醤油や砂糖とかなのかしら。なんかちょっと違うような気がするんですよねー。」
「うーん…って俺にわかるわけなかったわ。美味しいってことしかわからないや。」
「でも同じ味覚で美味しいと感じてることが嬉しいです。」
「なら玲奈もこれどうぞ。」
響さんは私に唐揚げのように見える茶色くて白い物をプレートにのせてきた。
なんだろう?
私はパクッと口に入れると、ふにゃりとする。
あれ?
豆腐??
味は唐揚げよりちょっと甘辛い。でも唐揚げみたい。でも豆腐なの?
初めての経験だがとても美味しい。
「響さん!美味しい、コレ。豆腐の唐揚げ?的な感じなのかなぁ。初めて食べました。うまく言えないけど…美味しい!」
「よかった。俺も唐揚げにしては四角いなと思ってたんだよ。で、食べたら柔らかいし後味がピリッとして美味しいなって思ってさ。」
「本当ですね!これさっきのより作り方が全然わからない。」
「また食べに来たらいいさ。」
「なんか私色々作れないかも…家事したいとか大それたこと言ったかも…です。」
「毎日カレーにするか?俺は気にしない。チキン、ビーフ、ポーク、ドライカレー、合間に1日ハンバーグのローテーションでもいいけど。」
「それはない!!!」
「インド人はいつもカレーらしいから大丈夫。」
「インドの人は豆とか色々いれてます。この前食べたカレーはカブやセロリが入ってましたよ。私にそう言うクオリティの高いカレーを期待してるんですか?」
「カレーにカブ?カレーも色々なんだなぁ。」
「そうです!なので毎日カレーなら私は1年でインド家庭のようなカレーを作れる職人になりそうですね。」
「1年後出店するか。」
「無理です。」
日曜日だということもあり家族連れも多く、混んでいた。
でもこちらの方が庶民的で私には居心地がいい。
プチプライスの雑貨屋さんを横目に歩いているとふらっとお店に入る響さん。
「玲奈はどれが好き?」とクッションを指さす。
一つは北欧系の雰囲気のあるクッションで刺繍が贅沢に施され、ビーズも縫い付けてある。なかなか凝ったデザインだった。
実は私もとても目を惹かれていたものだった。
私は迷わず「こっち」と指を指した。
「だよな。」
といい色違いを2つ持ちレジへ向かった。
また大きな買い物袋になってしまったことを笑いながら和食のバイキングのお店へ入った。
「響さん。こういうところに来たことありますか?」
と小声で聞くと、
「もちろんだよ。焼肉の食べ放題とかも学生の頃はよく行ってたしね。」
「なんだか意外が多過ぎて…。響さんがわかっったような、わからないような。」
「まだ始まったばかりだよ1年あればわかるものもあるはずだよ。」
「プライベート不介入ですけどね。」
「あぁ、それは気を遣わせないために言ったんだ。君がもし介入して欲しければいつでもしてあげるよ。俺の方に介入してきてもらっても構わないけど。」
「それじゃ、契約と違います。私はとにかく響さんの迷惑にならないように1年過ごします。」
「わかったよ。」
2人で立ち上がりワンプレートに色々な物を盛り始めた。
私はチマチマといろんな物を食べたいので盛り付ける。
響さんはこんな細いのにやっぱり量がおおい。あっという間にプレートが大盛りになっていた。
「響さん…食べ切れます?」
「全然平気。むしろおかわりもいくつもり。」
「えぇ?!凄い。明日から相当作らないと、ですね。参考になります。」
「多いかなぁ。普通の男性はこんなもんだと思うけど。米山もこのくらいだし。」
とっても美味しくて私は箸が進む。
牛蒡のチップスが甘辛く炒まっており家でも作りたいくらい。
じっくり見ながら食べていると響さんの箸が伸びてきた。
「玲奈、これ美味しいね。」
「ですよね!最初に軽く揚げてから絡めてるみたいだけど牛蒡って美味しいんだなって感じますよね。味はなんだろう。普通に醤油や砂糖とかなのかしら。なんかちょっと違うような気がするんですよねー。」
「うーん…って俺にわかるわけなかったわ。美味しいってことしかわからないや。」
「でも同じ味覚で美味しいと感じてることが嬉しいです。」
「なら玲奈もこれどうぞ。」
響さんは私に唐揚げのように見える茶色くて白い物をプレートにのせてきた。
なんだろう?
私はパクッと口に入れると、ふにゃりとする。
あれ?
豆腐??
味は唐揚げよりちょっと甘辛い。でも唐揚げみたい。でも豆腐なの?
初めての経験だがとても美味しい。
「響さん!美味しい、コレ。豆腐の唐揚げ?的な感じなのかなぁ。初めて食べました。うまく言えないけど…美味しい!」
「よかった。俺も唐揚げにしては四角いなと思ってたんだよ。で、食べたら柔らかいし後味がピリッとして美味しいなって思ってさ。」
「本当ですね!これさっきのより作り方が全然わからない。」
「また食べに来たらいいさ。」
「なんか私色々作れないかも…家事したいとか大それたこと言ったかも…です。」
「毎日カレーにするか?俺は気にしない。チキン、ビーフ、ポーク、ドライカレー、合間に1日ハンバーグのローテーションでもいいけど。」
「それはない!!!」
「インド人はいつもカレーらしいから大丈夫。」
「インドの人は豆とか色々いれてます。この前食べたカレーはカブやセロリが入ってましたよ。私にそう言うクオリティの高いカレーを期待してるんですか?」
「カレーにカブ?カレーも色々なんだなぁ。」
「そうです!なので毎日カレーなら私は1年でインド家庭のようなカレーを作れる職人になりそうですね。」
「1年後出店するか。」
「無理です。」