冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
また私たちはしばらくホールで歓談し、米山さんの運転する車で帰宅した。

「疲れたな…。大丈夫?風呂沸かすから入っておいで。」

「響さんこそ仕事の後に疲れたでしょう。今日はお先にどうぞ。今準備してきますね。」  

私はバスルームへ向かいお湯を入れた。

響さんに入ってもらい、私はヘアセットした髪をほどき始めた。

順番にお風呂に入るとやっと一息ついた…

あぁ、今日はなんだか疲れたな…

私は響さんの作ってくれるレモネードを飲み、すぐに自室へ戻った。

ベッドに横になると直ぐにまぶたが降りてきた。

夢を見ることもなく久しぶりに深く眠ってしまった。

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