冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
「どうするの?彼は見つかるの?」

「家もないし、携帯も繋がらないし…もうどうしたらいいのか。」

「君が払えるの?」

「まさか…私、少しは貯めてますが額が違いすぎます。」

「弁護士とか立てる?」

「どうにかなるんでしょうか…。」

「俺にもよくわからないけど。」

「そうですよね。はぁ…こんなこと親にも言えない。」

「どうするんだ?」

「まだ頭が働かなくて…。」 

「貯金つかってもまだまだまだ残りますし。」

「1000万となるとそう簡単には払えないな。」  
「ハハハ…そうですよね。どん底すぎて笑えてきました。」
泣き笑いの私を見て思案顔になる。

「ねぇ…俺と契約しない?」
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