大好きな幼なじみ【短編】
「お母さん、私全部思い出した。ごめんなさい、朔くん、迷惑かけて。朔くんは何も悪くないから、気に召さないでね。それと、もう帰っていいよ?」

みんなに有無を言わせないように、一気に言う

朔くん、大好き...愛してる

「思い...だしたのね。思い出したくなかったでしょう?でも、自分の気持ちを胸に生きるのよ」

まるで、私の気持ちを見透かしているかのようにいう

敵わない、お母さんには

「ごめんなさい、本当に申し訳ございませんでした。」

その言葉を言って、朔くんは帰って行った

私は、涙を流し立っていた

「早く、行きなさい。好きなのでしょう?朔くんのことを。早く行きなさい!」

お母さんが背中を叩いて言った

私はビックリするも、頷いた
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