恋音-Takuto story-

入学式

入学式が始まって、早1時間弱…。

まったく終わる気配ないし!!

俺はずっとあの女の子のことを考えてた。

あきらかに俺のタイプは、その女の子の隣の子なんだけど。

モテオーラでてるし、大人っぽい。

あのガキみてぇな女の子より、はるかにいいっ!!

けど、あのガキみてぇな女の子。

すっげぇ、気になる。


「ちょっと…大空翔くん!?何ぼーっとしてるの!?」

「あ…サーセン…」

バカ教師目!!

入学式中に言わなくてもいいじゃんか!
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