シェアハウスの相手は推しで溺愛されました。 【完】
翔太くんの宣言
「僕、みーちゃんの友達と会うためにここでパーティをします!」
翔太くんがある日の朝、いきなり宣言した。
「絶対だめだから。」
「なんで?」
いや、当たり前でしょう……。
シェアハウスの相手が推しなんて絶対友達に知られたくないし。
はるくんは、良いとして、真希は………
絶対ヤバイよね。
「お願い……。」
翔太くんはうるうるした瞳で私を、見つめてくる。
その瞳は反則だよ……。
「ダメ…?」
「分かりました、良いですよ。」
「わぁ〜い!!」
翔太くんは、飛び跳ねていた。
今日もかわいい私の推し兼、シェアハウスの相手であった。