シェアハウスの相手は推しで溺愛されました。  【完】

大学生活楽しい〜!


「みれ〜い、夏休み遊ばない?」

大学に行くと、真希とはるくんと…

「僕も、遊びた〜い!!」

「なんであんたがいるのよ。」

怜喜くんもいた。
 
相変わらずこの二人はいまいち仲がいいか分からない。どちらかというと仲、悪いかな?

「なぁ、お前、シェアハウスの相手とどっか行くのか?」

はるくんが結構、真剣な顔で聞いてきた。
どうしたんだろう…?

「行くよ。」

「どこ行くの?」

今さっきまで、怜喜くんと言い合いしていた真希も興味津々で聞いてきた。

「三玲ちゃん、シェアハウスに住んでるの?
僕、行ってもいい?」


「あんたは黙って。」

真希が軽く怜喜くんの背中を叩く。
この二人、やっぱり仲悪いのかな?

「海に行くよ。」

「へ〜。」

真希がニヤニヤしながら私を見てきた。
はるくんは何故か不機嫌。

「僕も行きたい。」

「行けるわけ無いでしょ!
三玲はシェアハウスの相手とラブラブなんだから。」

「なっ!ラブラブじゃないから。」

翔太くんはただのシェアハウスの相手、兼、推しだから。
私は、うんうんと頷く。

「三玲、なら私と遊ぶついでに水着を買いに行こう!」

「うん!
真希、センスいいから期待してるよ。」

「よし!」

水着どんなの着ようか迷ってたから良かった。
はるくん、最近、翔太くんの話をしたら不機嫌なんだけど、どうしたんだろう?


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