シェアハウスの相手は推しで溺愛されました。 【完】
「おはよー!三玲。」
「おはよう、真希。」
私は今大学に来ている。
今隣りにいるのは、真希。
私の友達だ。
彼女もlittle starのファンで私とは物凄く気の合う友達だ。
「ねぇねぇ、知ってた?
今日、little starのオンラインライブ配信があるんだよ。見るでしょ?」
オンラインライブ配信か。
だから、翔太くん帰り遅いのかな?
「見るよ、絶対。」
「だよね!」
私と真希は、握手を交わした。
すると、
「おい、お前ら何してるんだよ。」
と、声をかけてきたのは怪訝そうな目をした私と真希の友達、はるくんだ。
「あ!はるじゃん。」
「お前ら悪目立ちしてるぞ。」
彼はまぁまぁ口が悪い。
いい人なんだけど。
「悪目立ちしてる人と一緒にいたらはるくんも目立つと思うけど……。」
私は小声で呟いた。
「そうだよね。」
真希が私の話した事に同意する。
「おい、なんか言ったか?」
「ううん。何でもない。」
「みんな、席について。」
大学の教授が掛け声をかける。
私達は大人しく席についた。