シンママ穂乃香の悩める再婚(26歳のwedding続編)
長過ぎた痴話喧嘩
ﾊｧ…
穂乃香の顔を見た途端
「どうせ本当の父親じゃ無いから」
って言われた事を思い出した。
いや、思い出した訳ではなく
常に穂乃香の言葉は頭を
回っていた。
なんで、あんな事言ってくる？
俺は本当に志穂の父親の
つもりだった！
だからちょっとした仕返しだ
あんな事言われたら
そりゃあ俺、ショックだよー‼
「あーあそりゃぁ彼ショックだワ」
「ﾔﾊﾞ そうだよ穂乃香が
悪い‼」
志穂が生まれて六ヶ月
由美子先輩と茉奈は様子を見に
やって来た、子供を保育所に入れて
🍘と🍰でワイワイ‼
ママ会
「で、謝りに行ったらね」
「♡♡ウンウン
謝りに行ったら？」
2人は興味津々
「彼女居た‼(;´༎ຶٹ༎ຶ`
しかも超美人
さらに年下っポイ
トドメで私、篤志の姉さんに
なってた💦」
「は？ﾊｧ姉さん？彼の‼️
なんでまた？
アンタ陽仁の時も、んな事
言われて無かった？
ねーちゃんか妹みたいな存在って」
「う、うん」穂乃果は意気消沈
由美子先輩はピキーンと来たら
元ヤンの血が騒ぎキレやすく
なる。
「それ、マジ‼️」
「え、はい前もそんな感じで
今度も 姉さんって篤志の彼女に
紹介されました。
まあ歳から言えば、仕方ないかな？
ｱ､ﾊﾊﾊﾊ…」
「だいぶショックでしたけど‼
成程と思わなくもなく・・💦ｱﾊﾊ」
茉奈も怒りながら
「いつ、姉弟の契りかわしたのか
って言ってやれば良かったのにぃ」
「いやいや、私の勘違い
私の事好きでも何でも
無かったみたいで、迷惑そうだった・・・
バツイチ子持ちの上、年上だし
普通に考えれば分かる話で・・
って事で・・
期待させてすまんこってす。」
由美子先輩はお茶をズズズと
飲み込むとバリバリバリ
煎餅を噛み砕いた！
「ただのボランティア心で
仕事終わりに寝かしつけまで
するかな？
買い物だって、穂乃香が動けない時
ずっとやってくれたんでしょう」
「うん、彼には感謝してマス。」
「まあ、御礼はしたんでしょうし
まあ、ねーさんでもイイか‼
カレより歳上なんだし」
由美子先輩は今度は🍰にガブリ
つきŧ ‹" ŧ ‹"しながら
聞いてきた。
穂乃香は寝耳に水状態
「!!えっ
御礼？ アレ まだしてない！」
「は？
穂乃香～ソコは、ちゃんと
しないと駄目だよ。
ケジメ付けないから
訳分からんくなるんダーヨッ‼」
由美子先輩はして貰ったら
恩義は返さないと、と言う。
穂乃香は頷きながら
「えっと幾らしたらいいんだろう？」
「オムツ代とか食費代は？」
「え・・彼が出してくれた！
お金払うと言ったら怒ったし・・・
率先して彼が買って来てくれて」
由美子と茉奈は顔を見合わせて
ポカーン
「ま、まあ、縁だから
私達は介入しないでおくよ。
ね、茉奈ﾆﾔｯ」
「はいﾔﾚﾔﾚですね。」
2人は急にご機嫌になり
「早く仲直りしな‼」
そう言った。
志穂は今月で六ヶ月
六ヶ月健診に行かなくちゃ
いけない
１ヶ月健診には篤志は有給を
取って車を出して一緒に来てくれたなぁ。
篤志にヤッパ御礼をした方が良いよね
でも会うのは気まずいし
参ったなぁ～‼
由美子先輩と茉奈に言われ
”ハッ”とした。
いつの間にか当たり前に
思っていたのかも知れない
お礼なんて思っても見なかった。
確かになんの関係も無い母子を
助けてくれた恩人なのに・・・
篤志がいなくなって
気づいた。
そして彼には絶対に
幸せになって貰いたい。
彼の邪魔をしたら駄目だ‼
そうだった母が何時も言っていた。
”ありがとう”
言うのも忘れちゃいけない！
それより大変なのは
感謝してもらえる
人になる事
中々難しい...
ありがとうは大事だよ。
大切にしなさい
母の口癖だったなぁ
忘れていた。
忙しさに紛れて
思っていたけど口にもっと出して
言えば良かった。
篤志への有難うは溢れる程
多い。
「ヤッパリ御礼はしなくちゃ。」
穂乃香は頷きながら篤志の
会社迄出向く決心をする。
行きたくないし
あの2人に会いたくねーぇー
彼の住所も知らないし
携帯はﾌﾞﾛｯｸされてるし
御礼をすると決めたら腰が
落ち着かない！
穂乃香は結構せっかちなのかも
知れない。
マダマダ夏の暑さは残るけど
志穂をおんぶして
足踏ん張って右手に菓子折り
左手に志穂のお出かけグッズ
愛羅ホールディングスの玄関に
立つ。
背中から志穂の丸っとした足が
ぴょぴょ
篤志と篤志の彼女に合わない様に
11時に会社に着いた。
マダマダ昼休憩迄は時間がある
菓子折りと（金）20万を持って
受付けに立つ
「あの、幾多篤志の姉なん
ですが弟にコレを渡して
頂きたいのですが‼」
「あ、承知しました。
ちょっとお待ち下さい。」
しばらく穂乃香が待っていると
「えっと幾多課長は今会議中で
しばらく待って欲しいとの事です。」
《《ｳﾜ～》》
「課長だったの？」
「えっと、あの仕事の邪魔しに
来たんじゃなくて
これ渡して貰えば大丈夫ﾃﾞｯｽ」
穂乃香は菓子折りと封筒を渡した。
伯父さんの所の受付けは
しっかりした人材を入れてある
から安心してお願いできる。
「あのぉー、私急ぎますので
娘も背中にいますし
ご迷惑かもですがよろしく
お願いします。」
「え、あのお姉様」
穂乃香はバタバタと走ってその場を
さったがピタックルッと回ると
また受付けまで
走る┣¨┣¨┣¨┣¨
と戻り
「ありがとうって言ってた
とお伝えください」
そう言うと又
ﾚ(`皿´ )ﾍ三┣¨┣¨┣¨┣¨
と走り去った。
びゅびゅびゅ━━━━ンと
走り去る穂乃香を
呆然と見送る美人受付け嬢二人‼
「何か凄く・・・
元気なお姉様じゃない？
結婚したら綾瀬大丈夫かしら・・
イジメは無さそうね！
でも忙しそうよねｱﾊﾊ」
2人は中のいい秘書課の綾瀬の
義姉になると思い込んで穂乃香を
興味深くよ━━━━━"く観察した。
会議が終わる12時
ドタバタドタバタと篤志が
3階会議室から降りてくる。
「ほ、穂乃香は？
何処？」
「あ ああ、お姉様なら
さっき帰られましたよ。」
「姉？誰？」
「はい、そう仰っ・・て
ましたけど・・・ねぇ」
「あのぉー課長
これを渡して欲しいとの事です
それに、ありがとうって言われて
ましたよ。」
篤志はハアアァァアはぁ･･･。
ペタンと座り込んだ。
「何時まで姉のつもりダョ=3
案外根に持つタイプか‼」
「ソレからコレを」
受け付けの彼女は
預かった丈夫な紙で作られた
茶封筒を手渡す。
「なにコレ？」
篤志が封筒の中を見ると
福沢諭吉がパラパラパラパラ
と顔を出す。
「なんだコレ
どういう事」
封筒にはデカい文字で
御礼 志穂
と黒のマジックで書いてある‼
「な、ナンダコリャ？」
ブロックを解除して穂乃香の
電話番号にかけてみた。
想像した通り繋がらない。
どうやら穂乃香もブロックして
いるらしい。
背中で志穂はグッスリ眠っている。
どおっこいしょ
足の裏をこちょこちょ
志穂の足がブンブンと動く。
こうやって静かになった志穂は
大丈夫かと生死を常にたしかめる。
背中は見えないから
こうやって確かめる。
大事な娘、私のたった1人の家族
穂乃香の顔を見た途端
「どうせ本当の父親じゃ無いから」
って言われた事を思い出した。
いや、思い出した訳ではなく
常に穂乃香の言葉は頭を
回っていた。
なんで、あんな事言ってくる？
俺は本当に志穂の父親の
つもりだった！
だからちょっとした仕返しだ
あんな事言われたら
そりゃあ俺、ショックだよー‼
「あーあそりゃぁ彼ショックだワ」
「ﾔﾊﾞ そうだよ穂乃香が
悪い‼」
志穂が生まれて六ヶ月
由美子先輩と茉奈は様子を見に
やって来た、子供を保育所に入れて
🍘と🍰でワイワイ‼
ママ会
「で、謝りに行ったらね」
「♡♡ウンウン
謝りに行ったら？」
2人は興味津々
「彼女居た‼(;´༎ຶٹ༎ຶ`
しかも超美人
さらに年下っポイ
トドメで私、篤志の姉さんに
なってた💦」
「は？ﾊｧ姉さん？彼の‼️
なんでまた？
アンタ陽仁の時も、んな事
言われて無かった？
ねーちゃんか妹みたいな存在って」
「う、うん」穂乃果は意気消沈
由美子先輩はピキーンと来たら
元ヤンの血が騒ぎキレやすく
なる。
「それ、マジ‼️」
「え、はい前もそんな感じで
今度も 姉さんって篤志の彼女に
紹介されました。
まあ歳から言えば、仕方ないかな？
ｱ､ﾊﾊﾊﾊ…」
「だいぶショックでしたけど‼
成程と思わなくもなく・・💦ｱﾊﾊ」
茉奈も怒りながら
「いつ、姉弟の契りかわしたのか
って言ってやれば良かったのにぃ」
「いやいや、私の勘違い
私の事好きでも何でも
無かったみたいで、迷惑そうだった・・・
バツイチ子持ちの上、年上だし
普通に考えれば分かる話で・・
って事で・・
期待させてすまんこってす。」
由美子先輩はお茶をズズズと
飲み込むとバリバリバリ
煎餅を噛み砕いた！
「ただのボランティア心で
仕事終わりに寝かしつけまで
するかな？
買い物だって、穂乃香が動けない時
ずっとやってくれたんでしょう」
「うん、彼には感謝してマス。」
「まあ、御礼はしたんでしょうし
まあ、ねーさんでもイイか‼
カレより歳上なんだし」
由美子先輩は今度は🍰にガブリ
つきŧ ‹" ŧ ‹"しながら
聞いてきた。
穂乃香は寝耳に水状態
「!!えっ
御礼？ アレ まだしてない！」
「は？
穂乃香～ソコは、ちゃんと
しないと駄目だよ。
ケジメ付けないから
訳分からんくなるんダーヨッ‼」
由美子先輩はして貰ったら
恩義は返さないと、と言う。
穂乃香は頷きながら
「えっと幾らしたらいいんだろう？」
「オムツ代とか食費代は？」
「え・・彼が出してくれた！
お金払うと言ったら怒ったし・・・
率先して彼が買って来てくれて」
由美子と茉奈は顔を見合わせて
ポカーン
「ま、まあ、縁だから
私達は介入しないでおくよ。
ね、茉奈ﾆﾔｯ」
「はいﾔﾚﾔﾚですね。」
2人は急にご機嫌になり
「早く仲直りしな‼」
そう言った。
志穂は今月で六ヶ月
六ヶ月健診に行かなくちゃ
いけない
１ヶ月健診には篤志は有給を
取って車を出して一緒に来てくれたなぁ。
篤志にヤッパ御礼をした方が良いよね
でも会うのは気まずいし
参ったなぁ～‼
由美子先輩と茉奈に言われ
”ハッ”とした。
いつの間にか当たり前に
思っていたのかも知れない
お礼なんて思っても見なかった。
確かになんの関係も無い母子を
助けてくれた恩人なのに・・・
篤志がいなくなって
気づいた。
そして彼には絶対に
幸せになって貰いたい。
彼の邪魔をしたら駄目だ‼
そうだった母が何時も言っていた。
”ありがとう”
言うのも忘れちゃいけない！
それより大変なのは
感謝してもらえる
人になる事
中々難しい...
ありがとうは大事だよ。
大切にしなさい
母の口癖だったなぁ
忘れていた。
忙しさに紛れて
思っていたけど口にもっと出して
言えば良かった。
篤志への有難うは溢れる程
多い。
「ヤッパリ御礼はしなくちゃ。」
穂乃香は頷きながら篤志の
会社迄出向く決心をする。
行きたくないし
あの2人に会いたくねーぇー
彼の住所も知らないし
携帯はﾌﾞﾛｯｸされてるし
御礼をすると決めたら腰が
落ち着かない！
穂乃香は結構せっかちなのかも
知れない。
マダマダ夏の暑さは残るけど
志穂をおんぶして
足踏ん張って右手に菓子折り
左手に志穂のお出かけグッズ
愛羅ホールディングスの玄関に
立つ。
背中から志穂の丸っとした足が
ぴょぴょ
篤志と篤志の彼女に合わない様に
11時に会社に着いた。
マダマダ昼休憩迄は時間がある
菓子折りと（金）20万を持って
受付けに立つ
「あの、幾多篤志の姉なん
ですが弟にコレを渡して
頂きたいのですが‼」
「あ、承知しました。
ちょっとお待ち下さい。」
しばらく穂乃香が待っていると
「えっと幾多課長は今会議中で
しばらく待って欲しいとの事です。」
《《ｳﾜ～》》
「課長だったの？」
「えっと、あの仕事の邪魔しに
来たんじゃなくて
これ渡して貰えば大丈夫ﾃﾞｯｽ」
穂乃香は菓子折りと封筒を渡した。
伯父さんの所の受付けは
しっかりした人材を入れてある
から安心してお願いできる。
「あのぉー、私急ぎますので
娘も背中にいますし
ご迷惑かもですがよろしく
お願いします。」
「え、あのお姉様」
穂乃香はバタバタと走ってその場を
さったがピタックルッと回ると
また受付けまで
走る┣¨┣¨┣¨┣¨
と戻り
「ありがとうって言ってた
とお伝えください」
そう言うと又
ﾚ(`皿´ )ﾍ三┣¨┣¨┣¨┣¨
と走り去った。
びゅびゅびゅ━━━━ンと
走り去る穂乃香を
呆然と見送る美人受付け嬢二人‼
「何か凄く・・・
元気なお姉様じゃない？
結婚したら綾瀬大丈夫かしら・・
イジメは無さそうね！
でも忙しそうよねｱﾊﾊ」
2人は中のいい秘書課の綾瀬の
義姉になると思い込んで穂乃香を
興味深くよ━━━━━"く観察した。
会議が終わる12時
ドタバタドタバタと篤志が
3階会議室から降りてくる。
「ほ、穂乃香は？
何処？」
「あ ああ、お姉様なら
さっき帰られましたよ。」
「姉？誰？」
「はい、そう仰っ・・て
ましたけど・・・ねぇ」
「あのぉー課長
これを渡して欲しいとの事です
それに、ありがとうって言われて
ましたよ。」
篤志はハアアァァアはぁ･･･。
ペタンと座り込んだ。
「何時まで姉のつもりダョ=3
案外根に持つタイプか‼」
「ソレからコレを」
受け付けの彼女は
預かった丈夫な紙で作られた
茶封筒を手渡す。
「なにコレ？」
篤志が封筒の中を見ると
福沢諭吉がパラパラパラパラ
と顔を出す。
「なんだコレ
どういう事」
封筒にはデカい文字で
御礼 志穂
と黒のマジックで書いてある‼
「な、ナンダコリャ？」
ブロックを解除して穂乃香の
電話番号にかけてみた。
想像した通り繋がらない。
どうやら穂乃香もブロックして
いるらしい。
背中で志穂はグッスリ眠っている。
どおっこいしょ
足の裏をこちょこちょ
志穂の足がブンブンと動く。
こうやって静かになった志穂は
大丈夫かと生死を常にたしかめる。
背中は見えないから
こうやって確かめる。
大事な娘、私のたった1人の家族
