このまま惚けて、それから
「本当は帰してあげたくないけど約束は約束だし俺は帰るよ。大人しくお風呂に入っていい夢を…あわよくば俺に犯される夢でも」
「……、気持ち悪い最悪 早く死ね」
「逝くときは一緒にイこ」
「言い方…、」
最悪だった。本当に、厄介者では済まされないヤバい奴に捕まった。
この男に好かれた時点で────私の人生はもう詰んでいたのかもしれない。
「おやすみ、明日も好きだよ」
「…私は嫌いです」
「そうかなるほど未羽はツンデレだったのか萌萌萌」
青と私の出会いは、もはや懐かしい過去の話。