全ては、お前の為
引越しと甘い夜
「んん…なんか…息苦し━━━━━
え………」
朝、雨音が目を覚ますと紅零に抱き締められていた。
ちょうど胸の辺りに自分の顔があり、紅零の心臓の音がする。
恥ずかしい……しかも、紅零は裸だ。
でも紅零の心臓の音が妙に心地よくて、離れたくない。
このままでいたい。
そう思っていると、スマホのアラーム音が鳴った。
「んっ……んぁ?
あ、朝か……」
紅零が目を覚まし、もぞもぞと動く。
雨音は思わず、目を瞑ってしまった。
「雨音、可愛い……」
そう言って、頬や口唇をツンツンと突っつきだしたのだ。
「んん…」
「あ、起きた?」
雨音の顔を覗き込む。
「ち、近い…////」
シングルベットに二人で横になっている為、距離がかなり近い。
額や鼻がくっついていて、雨音は益々ドキドキしていた。
「可愛い~照れてる…!」
「だ、だって…恥ずかし……紅零は恥ずかしくないの?」
「恥ずかしくはないけど、ドキドキしてる」
「でしょ?」
「雨音が可愛すぎて…このまま離れたくない…!」
「は?
それよりも、なんでベットにいるの?」
「雨音を抱きたかったから」
「え……?」
「言ったじゃん!
襲われても、文句言わないでねって!
それに!手を繋ごなんて可愛いこと言われたら余計。
あ、今晩から覚悟してね!」
「え?」
「え?って、わかってるでしょ?
昨日は我慢したんだから…!」
そう言って、ガバッと雨音を組み敷いた。
口唇をなぞる、紅零。
「んん…」
「やっと、手に入ったんだ……
もっと…愛し合いたい……!」
え………」
朝、雨音が目を覚ますと紅零に抱き締められていた。
ちょうど胸の辺りに自分の顔があり、紅零の心臓の音がする。
恥ずかしい……しかも、紅零は裸だ。
でも紅零の心臓の音が妙に心地よくて、離れたくない。
このままでいたい。
そう思っていると、スマホのアラーム音が鳴った。
「んっ……んぁ?
あ、朝か……」
紅零が目を覚まし、もぞもぞと動く。
雨音は思わず、目を瞑ってしまった。
「雨音、可愛い……」
そう言って、頬や口唇をツンツンと突っつきだしたのだ。
「んん…」
「あ、起きた?」
雨音の顔を覗き込む。
「ち、近い…////」
シングルベットに二人で横になっている為、距離がかなり近い。
額や鼻がくっついていて、雨音は益々ドキドキしていた。
「可愛い~照れてる…!」
「だ、だって…恥ずかし……紅零は恥ずかしくないの?」
「恥ずかしくはないけど、ドキドキしてる」
「でしょ?」
「雨音が可愛すぎて…このまま離れたくない…!」
「は?
それよりも、なんでベットにいるの?」
「雨音を抱きたかったから」
「え……?」
「言ったじゃん!
襲われても、文句言わないでねって!
それに!手を繋ごなんて可愛いこと言われたら余計。
あ、今晩から覚悟してね!」
「え?」
「え?って、わかってるでしょ?
昨日は我慢したんだから…!」
そう言って、ガバッと雨音を組み敷いた。
口唇をなぞる、紅零。
「んん…」
「やっと、手に入ったんだ……
もっと…愛し合いたい……!」