月明かりに照らされて
『桜!お前がそんなこと言わなくて良い!俺たちが桜と仲良くしたいんだ!』


下っ端くんたちはそう言ってくれるけど…。


『総長、俺たちは飛燕の下っ端と姫という関係の前にクラスメイトです。友達です。仲良くしてはいけないなんてことは無いと思います。』


奏『確かにそうかもしれないが、そいつにそそのかされてお前たちが俺たちを裏切らないとも言えないだろう。』


奏…私のことそんなに嫌っていたの?
そんなことをすると思うほどに信じてくれていなかったの…?

あまりにショックで"みんな…ごめんね"と言い残し、学校から飛び出した。
< 18 / 50 >

この作品をシェア

pagetop