月明かりに照らされて
直『相澤、それは違うんじゃねーかな。噂は俺たちのところまで届いてる。

多分世界No1と言われてる"月光"にもな。お前たちが言ってる情報もちゃんとこいつらはわかってる。

それでも華月を信じた。それはつまり…噂がどうとかじゃなく、ただ、こいつらが華月を大切に思ってるってだけじゃねーのか。』


俺たちだって大切に思ってた…。
あんなことがなければ今だってそばにいたはずなんだ。

でもじゃあ、あんなボロボロになっていた紗代莉を疑って言うのか?

分からねー。
でも一つ分かるのは桜が裏切った事実は消えないってことだ。
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