月明かりに照らされて
直『信じることは大切なことだ。それをダメって言う権利はないんじゃないか?仲間を簡単に捨てるな。』
厳しい口調で言われた。
あまりに説得力があり、自分の言ったことを謝らずにはいられなかった。
奏『お前らすまない。さっきの言葉は撤回する。だが、俺たちはあいつのことは信じないし、許さない。お前ら行くぞ。』
そう言い残し、教室から出る。
おかしいよな。
お前が裏切ったのに、お前はクラスの奴に守られて、俺たちは逆にクラスのやつから嫌われる。
これもお前の策略なのか?
そうだとしたら俺はお前を本当に許さないよ。
この時の俺たちは何もわかっていなかった。
桜がどんな気持ちだったのか。
そして何を抱え、桜がどんな存在なのか。
俺たちは知ろうともしなかった。
それができていたら俺たちはずっと仲間でいられたのにな。
厳しい口調で言われた。
あまりに説得力があり、自分の言ったことを謝らずにはいられなかった。
奏『お前らすまない。さっきの言葉は撤回する。だが、俺たちはあいつのことは信じないし、許さない。お前ら行くぞ。』
そう言い残し、教室から出る。
おかしいよな。
お前が裏切ったのに、お前はクラスの奴に守られて、俺たちは逆にクラスのやつから嫌われる。
これもお前の策略なのか?
そうだとしたら俺はお前を本当に許さないよ。
この時の俺たちは何もわかっていなかった。
桜がどんな気持ちだったのか。
そして何を抱え、桜がどんな存在なのか。
俺たちは知ろうともしなかった。
それができていたら俺たちはずっと仲間でいられたのにな。