幸せの探し方
第2話*災難は続くよ
「そら災難やったね」
週明けの今日、昨日の婚活パーティーの結果を聞いてきた宇大くんはそう言った。
「ホンット、頭にきたわ!
まさか恋人とか旦那じゃなくてセフレを希望してくるなんて思ってもみなかったわ!
失礼にも程があるわ!」
「それで結果はどうなってん?」
続けて聞いてきた宇大くんに、
「散々でした、旦那候補はおろか恋人候補もいませんでした」
と、わたしは答えた。
「ほお、例えば?」
「口を開けば自慢ばかりしてくるヤツ、でも大半は自分の父親のことばかりなのよ。
父親がどこどこの会社の社長でこんなことをやってて年収はどれだけで…って感じで父親自慢ばかりしてくるのよ。
あんまりにも父親自慢がウザかったから…わたし、こう聞いたのね」
「何て?」
宇大くんは首を傾げた。
週明けの今日、昨日の婚活パーティーの結果を聞いてきた宇大くんはそう言った。
「ホンット、頭にきたわ!
まさか恋人とか旦那じゃなくてセフレを希望してくるなんて思ってもみなかったわ!
失礼にも程があるわ!」
「それで結果はどうなってん?」
続けて聞いてきた宇大くんに、
「散々でした、旦那候補はおろか恋人候補もいませんでした」
と、わたしは答えた。
「ほお、例えば?」
「口を開けば自慢ばかりしてくるヤツ、でも大半は自分の父親のことばかりなのよ。
父親がどこどこの会社の社長でこんなことをやってて年収はどれだけで…って感じで父親自慢ばかりしてくるのよ。
あんまりにも父親自慢がウザかったから…わたし、こう聞いたのね」
「何て?」
宇大くんは首を傾げた。