幸せの探し方
第4話*男たちからの宣戦布告
8月19日、この日はわたしの誕生日だ。
「おめでとう!」
「おめでとうございます!」
いつものように出社したら、待っていましたと言わんばかりに社員たちから誕生日のお祝いをされた。
いちごのショートケーキを飾っているのは、パステルカラーの「3」と「0」のろうそくだった。
今日からわたしは30歳になった。
「みんな、ありがとう!」
今日のために用意してくれた彼らにお礼を言うと、フーッとろうそくの火を消した。
もう年齢も年齢だけど、いくつになっても誕生日を祝ってもらえるのはとても嬉しかった。
「蜜柑ちゃん、おめでとう」
宇大くんがプレゼントを手に持って現れた。
「ありがとう、宇大くん」
わたしはお礼を言うと、宇大くんの手からプレゼントを受け取った。
「おめでとう!」
「おめでとうございます!」
いつものように出社したら、待っていましたと言わんばかりに社員たちから誕生日のお祝いをされた。
いちごのショートケーキを飾っているのは、パステルカラーの「3」と「0」のろうそくだった。
今日からわたしは30歳になった。
「みんな、ありがとう!」
今日のために用意してくれた彼らにお礼を言うと、フーッとろうそくの火を消した。
もう年齢も年齢だけど、いくつになっても誕生日を祝ってもらえるのはとても嬉しかった。
「蜜柑ちゃん、おめでとう」
宇大くんがプレゼントを手に持って現れた。
「ありがとう、宇大くん」
わたしはお礼を言うと、宇大くんの手からプレゼントを受け取った。