アキを救えるなら私は何にでもなる
翌日ー。キミは、アキと待ち合わせ、一緒に、警察署で事情聴取を受けに行った。


聴取を担当した警察官曰く、アキが逮捕される事はないということだ。

キミは、「よかった。アキが逮捕されないから、一緒に住めるかも。」

アキも喜んでた。だけどまた、新たな問題ができた。

「キミちゃん、私、引っ越すことになったの。」

アキも近くに引越しだったのだ。結婚するんだって。だけど、アキは転校にはならなかったので、この話をもちかけてみた。

「アキ先生、実はかくかくしかじかで…。」

親が転勤で、離島に行く事を伝えた。そしたら、

「そうだったの…。もし、キミちゃんが良かったら、私の家に一緒に住まない?」

アキが提案した。キミは、もちろん、

「はい!だけどいいんですか?私みたいなダメな子が住んでも。迷惑になるんじゃ…それに、結婚するから、旦那さんの許可が必要なんじゃ…」

「迷惑もどんと来いだし、キミちゃんもダメな子ではないよ。それに、私も寂しかったの…。」

「じゃあ、これから家族として、よろしくお願いします!」

「それじゃあ、親に、許可を貰わないと。」

早速、帰って、親に許可を貰いに行った。
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