The kiss of death!!〜イケメン悪魔5兄弟VS私!!〜
「あーもう!うるせぇな!俺はお前の世話役だからお前を絶対連れて帰らねぇといけねぇんだよ!」
「ああ!この野郎!本音言っちゃってるじゃん!謝る気なかったじゃん!形だけ世話役じゃん!」
「うるせぇ!うるせぇ!うるせぇ!謝る気しかなかったわ!本当にやり過ぎたと思ってたわ!」
エドガーやっぱり謝る気ゼロだったか。
ちょっとだけ本心なのかも、て思ったじゃんか。
「とにかく!お前に拒否権はねぇ!帰るぞ!」
絶対に帰らないと主張している私をエドガーが手荒に荷物のように担ぐ。
「はぁ!?嫌!降ろして!クソ!クソッタレ!」
絶対に連れて帰られまいと必死で手足をバタつかせて抵抗するがエドガーはびくともしない。
「ミア!お願い!助けて!」
私の力では無理だと判断した私は近くにいたミアに助けを求めたがミアはただ笑顔でこちらを見ているだけだった。
「仲直りできてよかったね!咲良!」
「いや!」
眼科と耳鼻科に行くことをおすすめするぅー!
笑顔で私に手を振るミアにそうツッコミを入れたかったが悪口にもなりかねないので私はギリギリのところで黙った。
クソッタレー!