The kiss of death!!〜イケメン悪魔5兄弟VS私!!〜
第3章〜The battle with the brothers continues!!〜

1.VS ナルシスト遊び人 四男 クラウス






*****


バイトで帰りが遅くなったある日のこと。
小屋には電気がついており、外からでも私がいない小屋に誰かがいることがわかる。

おそらくエドガーかバッカスだろう。


「ただいま」


私は慣れた手つきで我が小屋の扉を引いた。


「おかえり、待ってたよ、咲良」

「…?」


するとそこには全く予想していなかった人物がいた。

クラウスだ。
クラウスは私がいつも座る椅子に座ってこちらに微笑んでいた。

疲れから幻覚でも見ているのだろうか。







< 316 / 490 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop