19年間のクサリ
涙がなぜか出てくる。
イヤホンを両耳につけて目を閉じる。
未だにハンガーが当たった腕が少しジンジンする。

なぜか涙が出てくる。

イヤホンから流れてくる大音量の女性のラッパーの音楽。

「あの時死んでればこんなに苦しい思いしなかったのかもね…」















私が小さくつぶやいた言葉は誰にも拾われるはずもなく朝を迎えた。
































< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

父の背中

総文字数/1,013

実用・エッセイ(その他)6ページ

表紙を見る
友へ

総文字数/592

その他1ページ

今、辛くて苦しいあなたへ

総文字数/793

その他4ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop