赤い華と呪いの言霊
「お前たちは大きな罪を犯した。それは殺人だ。罪は裁かれなくてはならない。私が執行人になろう。お前ら全員、地獄に送ってやる」
冷たい目を向けると、「うわぁぁぁぁぁ!!」と悲鳴を上げながら男子数人が教室を飛び出していく。しかし、この空間全てを柘榴は操れるのだ。
パチン、と柘榴が指を鳴らすと男子生徒たちの頭上に巨大な刃が現れる。そしてその刃はスルリと男子生徒たちに向かって落ちて行き、首と胴体を切り離した。
廊下には一瞬にして血の水溜りができる。教室にいる全員が恐怖を浮かべ、中には失禁する者や泣き崩れる者もいた。
一体誰を殺した罪で裁かれているのか、それはもう全員がわかっているようだ。いじめていた人間が「ごめんなさい!!」と喚きながら言う。
「悪ふざけのつもりだったの!まさかあいつが自殺するなんて思ってなかった!お願い、許して!!」
「うるさい、黙れ」
冷たい目と無表情ーーーではなく相手を見下したような笑顔で柘榴は言い、いじめていた人間に鎌を突き刺す。血が教室を汚していった。
冷たい目を向けると、「うわぁぁぁぁぁ!!」と悲鳴を上げながら男子数人が教室を飛び出していく。しかし、この空間全てを柘榴は操れるのだ。
パチン、と柘榴が指を鳴らすと男子生徒たちの頭上に巨大な刃が現れる。そしてその刃はスルリと男子生徒たちに向かって落ちて行き、首と胴体を切り離した。
廊下には一瞬にして血の水溜りができる。教室にいる全員が恐怖を浮かべ、中には失禁する者や泣き崩れる者もいた。
一体誰を殺した罪で裁かれているのか、それはもう全員がわかっているようだ。いじめていた人間が「ごめんなさい!!」と喚きながら言う。
「悪ふざけのつもりだったの!まさかあいつが自殺するなんて思ってなかった!お願い、許して!!」
「うるさい、黙れ」
冷たい目と無表情ーーーではなく相手を見下したような笑顔で柘榴は言い、いじめていた人間に鎌を突き刺す。血が教室を汚していった。