旦那様は征服者~琉聖編~
「小梢、サンドイッチ好きだよね?」
「え?うん」
「これ、一緒に食べよ?」
「あ、このサンドイッチ!!」
パッと表情が華やかになる、小梢。
「フフ…雑誌、見てたから。食べたいのかなって!」
「うん、美味しそうだなぁって思ってたの!」
「やっぱり…!」
「琉聖、ありがとう!」
「どういたしまして~!ほらっ、時間がないんでしょ?とりあえず、一つ食べて行きな!」
頭をポンポンと撫でて、袋の中身を出した。
「どれにする?」
「え?琉聖、先に選んで?」
「フフ…じゃあ、これ!」
あ、私が狙ってたヤツだ!と思う、小梢。
「はい、小梢!どうぞ!」
「え……?琉聖が食べるんじゃ……」
「小梢が食べたそうだからあげる!」
「え?あ、いや……」
「え?違った?これだと思ったんだけど……
じゃあ…こっち?」
「ううん。それだよ!実は狙ってたヤツだって思ったの…!いいの?私が食べても」
少し上目遣いで琉聖を見る、小梢。
「もちろん!どうぞ!」
「ありがとう!
………あ、じゃあ…よいしょ!半分こにしよ?
はい!半分!」
「フフ…ありがと!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
急いでサンドイッチを食べた小梢。
また、会社に戻っていったのだ。
その姿をうっとりしながら見る琉聖。
「琉聖様、煙草どうぞ」
「うん、サンキュ」
秋山が運転席から、煙草を渡してくる。
そして一本咥えた琉聖の煙草に、火をつけた。
「あと、園田という男ですが……」
「あー
で?」
「やはり…好意があるようですね。小梢さんに」
ガン━━━━━!!!
「……っつ…琉聖様…!?」
琉聖が車の窓を殴っていた。
「え?うん」
「これ、一緒に食べよ?」
「あ、このサンドイッチ!!」
パッと表情が華やかになる、小梢。
「フフ…雑誌、見てたから。食べたいのかなって!」
「うん、美味しそうだなぁって思ってたの!」
「やっぱり…!」
「琉聖、ありがとう!」
「どういたしまして~!ほらっ、時間がないんでしょ?とりあえず、一つ食べて行きな!」
頭をポンポンと撫でて、袋の中身を出した。
「どれにする?」
「え?琉聖、先に選んで?」
「フフ…じゃあ、これ!」
あ、私が狙ってたヤツだ!と思う、小梢。
「はい、小梢!どうぞ!」
「え……?琉聖が食べるんじゃ……」
「小梢が食べたそうだからあげる!」
「え?あ、いや……」
「え?違った?これだと思ったんだけど……
じゃあ…こっち?」
「ううん。それだよ!実は狙ってたヤツだって思ったの…!いいの?私が食べても」
少し上目遣いで琉聖を見る、小梢。
「もちろん!どうぞ!」
「ありがとう!
………あ、じゃあ…よいしょ!半分こにしよ?
はい!半分!」
「フフ…ありがと!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
急いでサンドイッチを食べた小梢。
また、会社に戻っていったのだ。
その姿をうっとりしながら見る琉聖。
「琉聖様、煙草どうぞ」
「うん、サンキュ」
秋山が運転席から、煙草を渡してくる。
そして一本咥えた琉聖の煙草に、火をつけた。
「あと、園田という男ですが……」
「あー
で?」
「やはり…好意があるようですね。小梢さんに」
ガン━━━━━!!!
「……っつ…琉聖様…!?」
琉聖が車の窓を殴っていた。